私 のCPU







作ってみたもの・回路図




「CPUの創りかた」のROM回路以外は、ほぼすべてそのままでつくりました。
ROM部分は、配線が面倒そうだったのでROMエミュレータを使用しています。


表面     裏面




回路図(ROMエミュレータ込み)


なお、実際に基板の上で構成されている回路とは、「ピン番号」が違うところがあります。

AND・ORなどの回路は、論理さえあっていれば
(どの線とどの線のANDが、どの線につながっているか?といった論理)
どのピンをつないでも良いわけで、配線の都合に合わせてある程度変えることができるわけです。

そういった観点から、ピンの配置を換えています。




ROMエミュレータ








AT90S2313(AVR2313)を使用したROMエミュレータです。
こ こで買っています。資料はこ こ(英語)とかこ こで参照できます。)
アドレスバス・データバスを汎用ポートでエミュレートしています。
実際のデータは内部のSRAMに保存されています。コマンドによって、内部EEPROMに保存可能。

RS232Cでマイコン内部のコマンドラインに接続できるようになっています。
これによって、内部データの変更等が行えるようになっています。


以下は、このROMエミュレータで使用したソースコードです。
AVRでの開発ができる環境があれば、利用することができます。
(私は、こ れを購入しました。開発 環境はこれを使っています。)

(なお、このソースコードは無保証です。商用に利用する場合はご一報ください。
  これによって金銭的利益を得ない範囲での、個人使用は自由に行ってくださって結構です。)


ROMエミュレータソース

ROMエミュレータHEXファイル




基板のパターンとか








きれいに配線する自信がないので、基板を起こしてみました。
当初、片面基板で作っていましたが、あまりよい出来ではなかったので、両面基板に変更しました。
(現在あるものは、3回ほど失敗した後のものです(汗))

実は、片面基板としても利用可能なように設計されています。
ジャンパ線が、30本近く必要ですが・・・。(これを気にしない人は片面で起こしてみてください。)


以下は、PCBEに て書いた、基板のマスクパターンです。
あくまで、私個人が使うために作ったマスクパターンなので、このまま基板を作ってくれる業者に
提出しても多分作ってくれません

ここらあたりを読んで、基板製作を自力で行う気力がある人のみやってみてください。
(全部手配線するよりは楽だと思いますが・・・。)

(なお、このファイルは無保証です。商用に利用する場合はご一報ください。
  これによって金銭的利益を得ない範囲での、個人使用は自由に行ってくださって結構です。)


PCBEファイル



電源部分







電源部分にも手を加えてあります。
まず、パイロットランプがあります。これがないと、本当に電源が入っているのかどうか分からない
ので、不便です。そこで、LED+抵抗をつけてみました。(※↑の回路図からは抜け落ちています。)

それから、ACアダプタは5Vを供給するものでなくても動かせるように、レギュレータを加えました。
7805という、いわゆる3端子レギュレータというやつです。

これに7V~12V位(メーカーとか品種によって異なりますが大体こんな感じ。)を特定のピンに与えると、
残りのピンから5Vが出てきます。
この5Vは完全に平滑化されていないので、コンデンサを通して平滑化し、対象に供給します。

ACアダプタのコネクタを抜き差しすることによって、受け側の端子が破損することがあるので、
ホットボンドでAC接続口とその周辺を固定しています。






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